
特定非営利活動法人音楽キャリア・サポート・ネットは、大学生ならびに社会人を対象として、音楽文化活動を通したキャリア発達を支援するNPO法人です。「音楽に生きる」をモットーに、人々が生涯を通して音楽文化に親しむことで、人生を豊かにすることをサポートします。
西巻さんとはじめてお会いしたのは去年の秋口、トッパンホールで行われるレコーディングの打ち合わせの時だった。だから、まだそんなに深いつき合いというわけでもないし、実際、「呑み」に出かけたこともない。
でも、はじめて会った時から、いつかゆっくりこの人のプロデュース論を学生と一緒に聴いてみたいと思った。きっとこの人なら、本音で話してくれるに違いない―勘としかいいようがないが、そう感じたからである。
意外とその機会は早く訪れた。この日、西巻さんは思いっ切り本音で、そうとう気力と体力を使いながら話して下さった。自分の思想の基盤をなす核心の部分について語ることは、とても大変でシンドイことだ。でもあの日、神保町に集まってくれた学生たちの輝く眼を見て僕は、やっぱり西巻さんにお願いしてよかった、と心底思った。
本気、本音で力いっぱい語り合う-今さら何を、と思う人もいるかもしれないが、僕たちに欠けているのは、こんな熱い「場」なんだと僕は再認識をした。(坂元勇仁)
2010年3月17日(水)、セミナー「音楽と仕事 2009」 第1回が開催されました。
記念すべき第一回にお招きしたのは、ヤマハ銀座店にお勤めの宮崎研二さん(写真左から1・5番目)。宮崎さんは、旧銀座店時代にCD売場のご担当として、土日祝日の午後にほぼ毎回開催された「インストア・イベント」を中心となって仕切っていらっしゃいました。その数なんと「700回」!当NPO理事の坂元(写真左から3番目)も、かつて宮崎さんにお世話になったことがあり、二人の当時の思い出話に会場は笑いで包まれました。
今回は、定員30名を上回る43名がご参加くださいました。その7割が、将来音楽の職業に就きたいと希望する高校生や大学生。宮崎さんの、イベントを成功させる秘訣や現場での思わぬハプニング、そして心温まるエピソードといった実体験のお話は、若い世代の人たちの興味・関心を大いに高めたようで、講演終了後も、宮崎さんの周りは若きパワーであふれかえっていました。(事務局)